【家庭教育/具体例】子どもの魅力を引き出す方法

先日とある家庭教育の本を購入しました。勉強やスポーツだけが家庭教育ではない。人生哲学として気付きを得た要点をまとめました。

こんな人におすすめ
  • 家庭教育のやり方に悩んでいる人
  • 子どもの知育に興味がある人
プロフィール

なぎー(Naggy)
子育てパートナー

保有資格
・チャイルドマインダー
・子育て支援員 地域保育コース(一時預かり)

岡山県津山市生まれ。モーター会社で10年間勤め、2021年に車載製品のシステムエンジニアとして転職。埼玉県比企郡鳩山町に在住。
子ども時代に他人軸で生きてきた後悔の経験から、哲学と教育学に興味を持つ。2024年8月に子ども体験学びラボを開業し、現在は子どもたちのキラキラした笑顔が見たくて「遊びと学び」の場づくりを実践している。

目次

【本記事の焦点】家庭教育を考える

子どもの頃はどんな家庭教育でしたか?

本記事を書くにあたってGoogle先生に家庭教育の傾向を聞いてみました。

家庭教育で注目されていること
  • 他者への思いやり
  • 規則的な生活習慣
  • 挨拶や食事マナー
  • 才能を伸ばす
  • 興味や関心を伸ばす など

本記事では下2つの「才能を伸ばす」と「興味や関心を伸ばす」に焦点を当てています。
それでは一挙にご紹介します。

才能/興味/関心を伸ばす家庭教育

STEP
お題は出すがやり方は教えない

自分で考え自走できる子へ

自走力を身に付けるには、大人がやり方まで教えないこと。
例えば、鳥人間コンテストで「一番長い時間空中にいた人が勝ち」とお題を出されたとします。飛び方は自分で考えますよね。個人個人が工夫を凝らし、トンチの効いた妙案で挑んでくる人もいるでしょう。

先日こんなことがありました。
せっかく子どもが自発的に質問したのに、第三者が代わりに答えちゃう。失敗して欲しくない大人が子どもから課題を奪っている。本当に勿体無いと思います。

STEP
結果は習慣の連続体

習慣を変えれば結果が変わる

現状は日頃の習慣を繰り返してきた結果である、と。人間は小さいものを含めると毎日約30,000回決断しているそうです。何かを変えたいと思い始めたら、言動を変える。行動を変える。習慣を変える。

言うは易し、急に変えるのは難しいですよね。でもまずは言葉から。小さな一歩からなら変えられます。

またやっちゃったを繰り返さない為に

決断するを言い換えると「しないことを決める」と言うことです。
僕は以下2点をやめます。一緒に頑張りましょうっ!

  • 曖昧な返答をやめる…何度も誤解を招き周囲を混乱させる結果を繰り返してきました。
  • Youtubeのサジェスト動画は避ける…悪魔的な中毒性です…時間が無限になくなる。世界中で受動的な生活を強要してくる厄介なやつ。
STEP
アスター学習法

良い習慣を作るコツ

アスター学習法とは「To be a STAR」のキーワードを抽出した学習法です。概要は以下の通り。

アスター学習法
  • Attend(参加する)…ながら勉強しない
  • Study(勉強する)…気付きをメモしてTo Doリストをつくる
  • Teach(教える)…学んだことを共有
  • Apply(実行する)…習慣化
  • Review & Report(報告する)…今日やったことを発信してサボり防止

僕の場合、学んだことをApply(実行)する場が少ないのが悩みの種です。子どもと関わる機会をつくるようにしていますが、今年は場所を提供する側に力を入れていきます!

STEP
ポイント制

お小遣い制は会社員/ポイント制は自営業

小学生の頃は毎月一定額のお小遣いを貰っていました。これは給料が毎月支払われる会社員の仕組みと同じですよね。

一方「ポイント制」は自営業の仕組みです。子どもが何かお手伝いするとポイントが入って、貯めると好きなものと交換できます。僕はこちらの方がゲーム感覚で好きです!

ポイント制の導入方法
  • 子どもにお手伝いできることをたくさん挙げてもらう
  • 親はご褒美リストを子どもと相談して決める
  • 1項目ずつ点数を付ける(肩叩き1pt、洗濯2pt、お菓子はー5ptなど)
  • 毎日獲得ポイントと使用ポイントをメモする
  • 誕生日プレゼントもポイントにする(ゲームソフト1000ptなど)

先にプレゼント買って子どもに伝えとくとやる気出る。もしかしたら、ゲームが早く欲しくて新しくお手伝いの項目を提案してくれるかもしれないですね!

導入する背景をきちんと説明する

これを導入する背景は丁寧に何度も説明した方がいい。それくらい子どもに理解してもらうのは大切だと感じます。

理解度も重要です。仮に背景を説明しても二つ返事で「わかった」と返ってくることが多いでしょう。そこで「復唱してみて」ってお願いすると超訳されて全く理解されていない。

ここでも習慣の力を応用して常に復唱してもらう癖を付けるのがいいと思います。

お正月のお年玉ってなんだろう

「お正月は大人からお金が貰える」

昔からあるお年玉の慣習にも違和感を感じます。成長に合わせて年功序列のように金額が上がっていく。少し気になって由来を調べてみました。

お年玉には「今年も元気でよい年にしてほしい」という願いが込められています。 昔のお年玉は、お金ではなくお餅でした。 人の魂(生きる力など)は、その年ごとに年神様からいただくものと考えられていました。

こそだてまっぷ from Gakken

子どもは親や環境から影響を受けまくっています。何で何でと考える時間もなく、こういうもの!って自分の意思の上から黒い布で覆われちゃうみたいな。

来年はお年玉を渡すときのおまじないでも考えてみようかな。笑

STEP
投資と浪費

どちらかに当てはまるか意識する

贅沢は我慢せよって訳ではなく、どちらにお金を使っているのか考えようってことかな。

浪費と投資の考えは人によって違うと思うので一概には言えませんが、パッと思いつくものを主観で分けてみました。購入する時は一度これはどっちだろう?と立ち止まるようにしましょう。

浪費
投資
  • 外食
  • お菓子やタバコ
  • 衝動買いしたもの(服とか…)
  • 旅行
  • 興味・関心のある体験
  • 時間節約商品(食洗機とか)

【今回の気付き】少人数保育で考えていること

実際には親だけで全ての家庭教育を実践するのは難しいと思います。なので、親とは違う立場からサポートできる場所づくりを考えています。これから少人数保育で実現したいことは以下の通り。

  • 小さな課題を出し合う関係をつくる
  • ポイント制の仕組みを事業に組み込む

最近では、スマホの広がりと同時にエンタメ人気が爆増しました。
電車で周りを見渡せば右も左も携帯を片手に忙しい人ばかりです。世の中が便利になればなる程、できることが増えて全く楽にならない。

そんな忙しい大人たちに愛想を尽かした子どもがいるのは寂しい。そういう子どもたちの為に輝ける場所をつくりたい。そして、才能や興味/関心を伸ばすことの手助けになれたら嬉しいです。

参考書籍のご紹介

今回の内容が気になった人はこちらから書籍をどうぞ。
参考書籍「ユダヤ大富豪に伝わる最高の家庭教育」

*Amazonサイトに飛びます。

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